ボディイメージとは、『自分が今どういう状態なのか、どこにいるのかという自分の存在の認識』のことです。
ボディイメージが低下している人は結果的に、運動が苦手と感じる。動きがぎこちない。過緊張しやすい。
といった症状が起こりやすいです。

運動ができるようになるヒントがあるかもしれません!
ボディイメージと感覚
人間には五感といわれる、視覚・味覚・嗅覚・触覚・聴覚に加えて、固有覚と前庭覚の7覚が存在します。
身体を動かす際には、触覚・固有覚・前庭覚が主に働き身体のコントロールを行います。
- 触覚:地面や物、相手との関係を触れたり触られたりすることで感じる。
- 固有覚:力加減や手足の動き筋肉や関節の位置や動きの感覚。
- 前庭覚:バランス・スピード・回転などを感じる。
ボディイメージの低下はこれらの感覚の不足とも言えます。
ボディイメージの低下
例えば「大きな的にボールを当てる」という行為をするために、「どこに踏み込んで、自分がどこにいて、どのくらいの力、どの角度からこのボールを投げれば的に当たるのか」ということを身体は運動指令を受けて実行します。
他にも脚で立ってください。この水たまりを飛び越えて下さい。くぐってください。すべての行動が当てはまります。
あれ、自分が思って実行したことと結果が違う。ということがボディイメージ『自分が今どういう状態なのか、どこにいるのかという自分の存在の認識』の低下です。
ボディイメージの低下及び感覚の不足は位置覚の消失ともいわれ、身体の過緊張を生みます。イメージと実際の動作が異なることから、ケガや痛みに繋がったり、不安・浮遊感・パニックの原因にもなりえます。


運動が苦手→克服へ
運動が苦手と感じる方も、ボディイメージの低下・感覚不足が少なからず影響していると思います。
これらの克服には運動を通して自己有能感を高めるのがいいので、筋トレ・ヨガ・ランニングなども有効ではあります。
簡単なことから始め『できた!』『もう少ししたいな』を増やすことが大切です。
筋トレ・ヨガ・ランニングの効果が素晴らしいのは間違いないのですが、動きの特徴に目を向けてみてください。
子どものころしていた遊びやスポーツに比べると動きが単調なのに気づくと思います。
より高いボディイメージや感覚を駆使して動作をするなら遊びやスポーツがとても大切!
遊び(キャッチボールやマット運動等をすること)がスポーツの苦手を克服に導きます。
トレーニングにおいてはバーベルやマシンだけでなく『グラウンドムーブメント』といわれる種類のトレーニングもありますので気になる方は調べてみて下さい!
まとめ
ボディイメージ『自分が今どういう状態なのか、どこにいるのかという自分の存在の認識』の低下は、有効な動作を身体ができないと判断します。
動作効率も悪い、ケガのリスクや過緊張、痛み、浮遊感、パニックまでももたらす可能性があります。
大人になると身体を動かす機会は減ってしまいますが、自分に合う楽しいものを何かみつけて実践してみてください。
運動の苦手を少しづつ改善していきましょう!